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令和4年5月


小さくてもきらりと光る町

 小さくてもきらりと光る町



 今年も青葉若葉の好季節を迎えました。早川の新緑は、町を訪れる人すべてがその鮮やかな緑に感動を覚えて帰られます。

 役場をはじめ各所で新年度がスタートいたしました。南保育所は、今年の園児はみんなで八名です。北小学校は、入学児童が1名でみんなで12名、南小学校の入学児童は2名でみんなで14名、そして早川中学校は、入学生徒10名で総勢23名でそれぞれがスタートいたしました。どこも小規模とはいえ、みんな元気に生き生きと輝いていたことはうれしいことでした。

 全国規模で始まり出している少子化は、避けては通れない現実の我が国の姿となっていきますが、私たちの町はすでにこのことと向き合って長い歳月が経過しています。過疎化や人口減少の加速化は、地方やへき地から、その先行きの不安はぬぐえません。そのことを覚悟し町や地域の存続に努力を重ね、みんなが安心して暮らせるまちづくりを目指すことが地元の役場と議会の使命です。

 今年の北小学校の入学式は、マスコミからも注目されました。昨年は入学生がなかったため二年ぶりの入学式、入学生も1人だけの入学式でした。みんなに祝福される中、物おじすることもなくはきはきと堂々としている新一年生は立派でした。たとえ少人数でも活気のある学校づくりの一人として成長していってくれることは間違いないと思いました。

 人口の少ない町でのこうした姿、そこに住んでいる人々の考え方、生き方、誰もが豊かさや満足度を享受できることを信じます。そのための学校や施設の存続は、必要不可欠なものです。一人一人から始まり、みんなが自信をもって活気のある町づくりが進んでいくところに、小さくてもきらりと光る町が育っていくと信じます。

令和4年5月   町長 辻󠄀 一幸

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