▼本文へ

▼総合メニューへ

日本で一番人口が少ない町 早川町日本で一番人口が少ない町 早川町

背景色

文字サイズ

  • 標準
  • 拡大
  • 最大
笹山付近から
赤沢宿
湯島の大スギ
早川山菜まつり

町政情報

▲このページの先頭に戻る

このページを印刷する早川町ロゴマーク

▲このページの先頭に戻る

(ソート用番号:0026)※4ケタ数字を半角で入力

令和6年8月


ユネスコエコパーク認定10周年

 私たちが暮らしている地、南アルプスがユネスコ(国連教育科学文化機関)でエコパーク(生物圏保存地域)に登録されて11年目に入りました。自然と人間社会の共生を理念とし、豊かな自然を大切にし、自然に学び、地域が文化、経済、社会的に持続可能な発展を目指すことを目的として認定されました。今から10年前の2014年6月12日認定日から今日に至りました。

 この名誉あるエコパークの認定を受けるため、該当地域、静岡、長野、山梨県、その中10市、町、村で準備に長いことかかりました。そして、エコパーク認定発表時刻は夜中になりました。山梨では南アルプス市を会場にして北杜、韮崎、南アルプス、早川の四首長が一堂に会し決定報告に首を長くして待ち、喜びに沸いたことが思い出されます。

 指定区域の範囲は、三県で、総面積302,474haとなります。南アルプス国立公園区域、北岳、間ノ岳、農鳥岳を中心とした山岳地を、自然を守る1、「核心地域24,970ha」として、2,暮らしの中で環境保護と自然と共存していく地域を「緩衝地域72,389ha」3、人々の行き来や交流を重ね持続可能な発展地域を目指す「移行地域205,115ha」それぞれの地域を目的に沿って守り抜き、理念を掲げて地域を発展させていく決意の認定がエコパークの目標です。登録総数は世界で134か国、我が国では10指定地域の一つです。

 こうした中で、早川町が特異なことは、南アルプス国立公園内の核心地域に、国立公園外の早川町笊ケ岳が、貴重な植生が存在していることが評価され、唯一入ったことです。

 私たちはユネスコの理念に沿って、10年の町づくりを粛々と進めてきました。自然をしっかり守ること、この自然の中に人々の暮らしをつくり守ること、人々の訪れる中で交流と町を活気づけること、これからも誇れるユネスコエコパーク認定の町として、将来に向かっての目標をしっかり掲げ自然と共存共栄して活気をつくる町を目指してまいります。

令和6年8月      町長 辻󠄀 一幸

前のページへ

ピックアップ

▲このページの先頭に戻る