
笹山付近から
早川町内の山岳の登山道状況を
お知らせいたします。

赤沢宿
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定。
昔は宿場として栄えた。

湯島の大スギ
県指定天然記念物。
全国屈指のスギの巨樹である。

早川山菜まつり
春の味覚山菜を味わえる
町最大のお祭り。
(ソート用番号:0031)※4ケタ数字を半角で入力
インターネットを開けたら、大きく「早川芦安連絡道路」の記事が目に入ってきました。町の悲願である道路の行き止まりの解消に向かっての早川町奈良田から南アルプス市芦安への道路建設の記事です。
「70キロの距離がたった4キロに、南アルプスの超ショートカットトンネル」計画とは、「奥の奥、の集落に通年通行の道が開けるか」と興味を引く見出しと出だしの記事でした。多くの人の関心が寄せられていると思います。
私たちの町は最奥部奈良田地区と隣接市、南アルプス芦安地区は山越えで直線で約4キロ、今は隣の芦安に行くのに国道52号経由で70キロにも及ぶ位置にあり、この度の道路建設で早川町の行き止まり状態の解消からはじまり両地域がわずか4キロで結ばれることになります。南アルプス北岳を中心として、交通の不便さが解消され交流が活発化され山梨県においても南アルプス山岳観光の活性化も期待されるという道路建設の課題です。
私たちが、この道路新設をも踏まえて地域道路交通網の整備の課題として広域的な組織「南アルプス周遊自動車道整備促進期成同盟会」を関係11町村で立ち上げたのは平成13年からに遡ります。時まさに、中部横断自動車道路、富士川沿線道路建設が進んでいく中で、その周域地方道路網整備を並行して推進していく目的で関係町村が立ち上がり努力してきているところです。
今、こうした中で、「早川芦安連絡道路」は、山梨県が2014年に事業化してくれ、前段の工事が2021年から始まりましたが、現場が台風災害にも見舞われて、難工事が続き、本体のトンネル工事着手は2025年からと予定されています。そして完成予定は2033年を目標に進んできています。
私たちは地元として無事に工事がすすめられること、一年でも一日でも早く完成することを期待していきたいと思います。悲願達成を期待すると同時に、開通を基盤とした町の将来をも見据えた町づくりをもみんなで考えていきたいと思います。
令和6年3月 町長 辻󠄀 一幸