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令和5年6月


G7、先進7か国首脳会議を終えて

 5月21日、ウクライナ戦争の終結の見通しも見えない中での、アメリカをはじめとする先進7か国の首脳会議が、今回、岸田総理の議長の元、我が国の原爆被災の地、広島で三日間にわたり行われました。今回のサミットは、こうした国際情勢のさなかに当たり、我が国が議長国となり、7か国のほかインドやブラジルなど8か国(グローバルサウス)も加わり、その上、ウクライナのゼレンスキィー大統領も加わるという緊迫したサミットに終始致しました。

 会議の内容は、ウクライナ戦争の終結を目指しウクライナ国への支援と援助、核軍縮と不拡散決議、経済問題、中国の海洋進出に対する危機感など、世界平和と自由と民主主義を守る決議と結束が目標でした。そして、それ以上に印象を残したことは、唯一の被爆国我が国の被災地広島でサミットが行われたこと。かつてなかった各国の首脳が原爆資料館を訪れ、その悲惨さを再認識してもらえたことは核廃棄に向かって大きな前進の一歩に期待したいと思います。

 一方で、表に出てきたことはウクライナ国への支援と結束は確認されましたが、一日も早い停戦に向かっての課題は全く話題にならないのかと、新聞報道に目を通しました。悲惨な戦争を仕掛けたロシアのプーチン政権に非があることは言うまでもないことですが、戦争を続けることイコール停戦が実現することなのか疑問を持ちます。日に日に犠牲は拡大し、当事国はもとより世界中に被害は拡大しています。国際世論の中で、両国の戦いをどんな状況であっても早急に一時止めるべきだと思います。この国際会議を期待いいたします。この努力なくして、この戦争は終結しないし、終戦と世界全体が先のみ見通しが立たないような気がしてなりません。

令和5年6月      町長 辻󠄀 一幸

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