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令和4年3月


地元県議会議員定数の課題

 今私たちの声の代弁者である国会議員、県議会議員をはじめとする地方議員を含めた議員定数の課題が持ち上がっています。これは、5年ごとに行われる国勢調査の人口動態を基にするものです。国においては、人口増の選挙区では議員を10人増やし、人口減の選挙区では10人減らすという、いわゆる10増、10減案が中心となって衆議院議員の定数と区割りが議論されていくと思います。

 私たちの峡南地域においても、地域の県政への代弁者である県議会議員の定数減の課題が昨年の国調の結果で持ち上りました。内容は、地元3名の定数を人口減により一人減らし、人口増の選挙区に一人増やすという内容のものでした。地元としたら由由しき話で、早速、関係5町で、現状維持の陳情を桜本県議会議長にいたしました。その結果は、県議会改革検討協議会において現状維持の結論が下り、この度はひとまず安心という結果になったところです。

 私たちの峡南地域は、県下の5分の一強の広い面積を持ち山岳をはじめとする厳しい自然の条件下で、過疎、高齢化、人口減少化に直面している中で地域の声を広く県政に届けてもらうには、現状の定数がなくてはならない地域であるという主張を届けさせてもらいました。

 地域と住民の声を政治に反映させる選挙という行為において、尊い一票の重さは平等であることも事実ですが、一方で、人口の多いところはそれに応じて、少ない地域においてはそれなりという人口だけの理屈だけでは、政治に反映される全てにわたっての平等性には限界があると言わざるを得ません。これから我が国は、一極集中と減少地域の格差が心配されていく中で、地方、人口減少下の地域は地域の声が届かなくなり地域が後退していくことが目に見えています。国、地方共に議員定数の問題をますます地域として注視していかなければならないと思います。


令和4年3月      町長 辻󠄀 一幸

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