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令和元年10月


雨畑ダムの惨状を考える

雨畑ダムの惨状を考える

台風の時期が終わろうとしている中、超大型の19号台風は、日本列島に大きな爪痕を残し北上していきました。

早川町では、昨年秋の24号と今年8月の10号台風では雨畑湖へ上流からの土石流の異常流入で、雨畑本村集落では二度の災害を受けました。原因は、雨畑ダムでの土砂の異常堆積で河床が高くなり集落まで襲われたものです。

50年前にできた雨畑ダムの存在は、57年災害から、大雨のたびに土石流の流入が心配されてきたわけですが、二年続きのこの度の災害は、これが現実のものとなりました。

このダムは、日本軽金属株式会社の発電用の利水ダムで、今日まで地元の協力と支援のもとに、日本軽金属に貢献しているダムですが、こういう事態が続くと地元をはじめ県も国も頭の痛い難題となっています。

応急対策としてダム所有者の日本軽金属には、本村地内の河川の堆積土の除去と河道整備をして、大雨に備えてもらいましたが、19号の襲来で地域の孤立化とこれまで以上の惨状と化しています。

町では、地域の安全と環境を守るため監督機関である県並びに国土交通省にこれからの抜本的な対策の指導と監督を強力にお願いしてきているところです。既に県の主導で、国交省、県、町と日本軽金属を交えてこれからの抜本対策が話し合われています。この度のことも含めて一日も早く地域が安心していられる対策を訴えてまいります。町としては、ダムの姿と地域の環境をを57年災害以前の姿に戻すことを目標に、その対策を具体的にどのように進めるかを訴えています。

令和元年10月 町長辻  一幸

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