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平成31年3月


森林の整備と林業への活力

森林の整備と林業への活力

 今通常国会に私たちが長年取り組んできた「森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律」が政府提案で提出されていて、三月末までには成立する見通しです。昨年成立した「森林経営管理法案」のもとにいよいよ新年度から町内の広大な民有林整備に、森林所有者と共に具体的に町が責任をもって取り組む時が来ました。
 私たちの町の大きな財産と資源は山と森林です。全国の山村の課題ですが、これまで長いこと林業の低迷と衰退で、森林所有者は山に価値を見出せず森林を放棄せざるを得なくなり、山離れが続く中で森林の荒廃とひいては地域の過疎化に拍車がかかって今日を迎えてきたと言えます。
 こうした中で、森林林業の再生こそが山村の価値であり、地域がこれからも生き抜く活路であるという全国共通の山村の意識とその運動が、この度の法制化を実現することができました。
 こうしたことを目的として、森林整備のための譲与税が、新年度から国から地元に降りてくることになります。私たちはこの財源を大切に使わせてもらいながら、これからは積極的に放置林野の見直しと整備促進を図り、眠っていた森林を呼び起こし、これからの早川町の活性化を目指してまいります。
 新制度の中には、整備を進めるにあたり所有者の意見や希望ももちろんのことでありますが、意欲のない所有者には、町が責任をもって対処することも取り組みの中に位置づけられています。自然や森林や環境はみんなの共通のものであるという理念が、こうした放置林野整備に結び付いてきました。
 森林環境税元年を迎えるにあたり、町の宝である森林の整備と林業への活力とこれからの町づくりを考えていきたいと思います。

平成31年3月 町長 辻 一幸

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