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平成27年9月


敬老月間に思う

 毎年9月は敬老月間です。敬老の日を中心にして、国中でこれまで元気で頑張ってくれて来たお年寄りの皆さんに、敬意と感謝を込めて御祝いの催しが行われます。そして、この月間はお年寄りの抱える問題や、これからの高齢化社会でお年寄りの真の幸福の構築をみんなで考えていこうという月でもあります。
 今年の人口発表によると、女性の平均寿命は86,83歳で3年連続で世界一、男性は80,50歳で世界第3位とのことです。その上、大事な健康寿命は男性が71,11歳、女性が75,56歳でどちらも世界一という喜ぶべき結果となっています。我が国は、お年寄りが健康で長生きの世界一の国になっています。そして高齢化社会の到来が現実化していると言えます。
 早川町の高齢化率は、県が27,4%の中で50%です。二人に一人が高齢者で県下一の高齢者の自治体となっています。
私たちの町のこうした現象は、既に昭和30年代から始まり出しています。
 林業の衰退や発電所の無人化により若者の就労の場が失われ定着が難しい地域であることが、地域の高齢化が進んできた最大の理由です。私たちは引き続き、若い人たちの定住の努力に努めていきますが、一方で高齢者の町として、お年寄りの皆さんがいつまでも元気で安心して生きていける町でなくてはなりません。
 日常の身の回りの心配事、病気になったらどうしよう、一人暮らしになったらどうしよう、日常の生活品の買い物はどうしよう、台風の襲来や大雪の時の対応はどうしよう等々、このようなことの不安のない町でなくてはなりません。これからもこうしたことの環境や条件の改善をして、お年寄りがいつまでも健康で安心して暮らしていける町をも目指してまいります。


平成27年9月 町長 辻 一幸

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