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平成26年8月


8月15日を思う

 今年もまた8月15日が間もなく来ます。いまから69年前、昭和20年、あの悲惨な太平洋戦争が終結した日です。
我が国は、その2年後、昭和22年5月3日に新憲法が施行されました。あの敗戦の廃墟の中から、この憲法のもとに、私たちは、たゆまぬ努力により国の繁栄と自らの豊かな暮らしを築いて今日に至りました。
 今、安倍内閣のもとで、国防の問題として、にわかにこの憲法問題と集団的自衛権の問題が台頭しています。
新憲法第9条で、我が国は二度と戦争を起こさない、武力を使わない、国際紛争を解決する手段としてこれを放棄することを謳い、戦争のない世界平和に努力してきています。
 一方で、今日までの歩みの中で、我が国は自衛隊法のもとで自衛隊が存続し、アメリカと日米安全保障条約を締結して、国の防衛と安全を守ってきたことも事実です。
この度の課題は、我が国を取り巻く国際問題が複雑化してきている中で、国防の問題はこれでいいのかという閣議の決定です。
 先の閣議において、集団的自衛権を位置づけ、我が国と密接な関係にある国が攻撃を受けた時、我が国への攻撃とみなし、これを反撃する権利を有したいとするものです。我が国の友好国の危機に加担すべきという内容です。国論は、一切の戦争を否定している憲法9条のもと、このことでいま二分されている状況にあると言えます。
 終戦記念日は、毎年、平和を誓う日でもあります。あの悲惨な戦争を二度と起こさない、国民が犠牲にならない国づくりが、あの大戦の反省から立ち上がった今日の我が国です。集団的自衛権の問題をきっかけとして、真の国際平和と我が国のこれからの進むべき道を、国を挙げて考えていかなくてはならない時に来ているのかもしれません。一国民として真剣に考えてみたいと思います。

平成26年8月 町長 辻 一幸

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