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平成26年3月


史上空前の大雪と戦う

 二月十四日未明から降り出した雪は、丸一日で役場付近で一メートルを超え、高い集落では二メートル以上にもなりました。山梨県においては、観測史上初めてのことだとの報道でした。町でも町内全集落が孤立状態となり、その対策に追われ、どうにか見通しが立つようになったのは一週間後でした。全集落の交通が途絶え、雨畑、西山地域は長時間停電も発生いたしました。大雪のためいつ孤立が解消できるか見通しがたたない細・稲地域、室・畑地域の九名の人には安全安心のために二月十九日に避難していただきました。
 この度の大雪災害に対し、国は豪雪非常災害対策本部を立ち上げ自衛隊の支援を始めてくれました。本町では十七日から二十二日の早朝まで、300人規模で昼夜を問わずの各集落への孤立解消の作業は、すでにみなさんがご承知のとおりです。早く孤立解消にこぎつけることができました。自衛隊の支援に心から感謝と御礼を申し上げました。
 いつの時もそうですが、災害から町民と町を守るためには、平時の心がけと有事の時の早い対策が欠かせません。この度の雪害に対しては、まず地域の孤立解消のための道路の確保、二に、停電の早期復旧、三に、老人や病弱な人たちの身の安全の確保、四に、長引く孤立化に物資の補充の四点を役場では重点として取り組みました。長く不安と不自由を強いられましたが、みんなで一致協力し犠牲者が出なかったことが何よりも良かったと思います。雪害対策へのご協力ありがとうございました。そして、お互いにご苦労様でした。

平成26年3月 町長 辻 一幸

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