笹山付近から
早川町内の山岳の登山道状況を
お知らせいたします。
赤沢宿
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定。
昔は宿場として栄えた。
湯島の大スギ
県指定天然記念物。
全国屈指のスギの巨樹である。
早川山菜まつり
春の味覚山菜を味わえる
町最大のお祭り。
(ソート用番号:0370)※4ケタ数字を半角で入力
平成28年度リニア建設促進山梨県期成同盟会定期総会に出席しました。建設促進のため昭和55年から続けてきているこの組織は知事が会長を務め、県下の全自治体、各種団体、多くの組織がこの促進運動に参加しています。
本県にも駅が実現し、それらの工事が始まり出している今日、山梨県にとっては全てにわたって期待は大きなものがあり、会議の雰囲気もより熱いものを感じました。
総会の後、三菱コンサルテイング(株)の加藤義人主席研究員から「リニア時代の到来と山梨県の地域づくり」というテーマで講演が行われました。リニア完成後の変化の到来、それは私たちの住んでいる地域も含めて想像している以上のものがあり、一大変化が訪れるという期待の膨らむ講演でした。
考えてみるに、いま私たちが毎日暮らしている地域の生活圏やその中での行動圏と言ったら、時間にして役場から甲府まで片道約一時間半、東京の中心まで早くて片道三時間を要します。県都甲府にも遠く、ましてや首都東京は縁が遠く、あらゆる面にわたって不便な地域と言われているゆえんですが、リニアモーターカ―が実現することによって、山梨県や私たちの町までも革命的な一大変化が訪れることが予想されます。それは何よりも東京―名古屋間が実現したら私たちの山梨県駅から品川駅に25分、名古屋駅に40分という位置に山梨は当たりま
す。そして、この沿線は約5、000万人の人がいる圏域となります。わが県は、この中間に位置して東京圏にも名古屋圏にも最少時間で行き来できる位置となります。人の流れから物流、経済に産業に文化にと、今日までの後進性から脱却し大広域圏に与されてまいります。私たちの町も同じです。リニアの完成に期待し、大都市圏の中の早川町としての町の在り方を今から考えてまいります。
平成28年6月 町長 辻 一幸