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イボヤの手甲石(湯島)

 昔、湯島にどうにも手に負えない程のいたずらっ子がいた。ある日、目にあまるようないたずらをしたので、父親が怒ってその子を夜外へ出して、内から栓棒を掛けて開かないようにして、こらしめておいた。

 さすがのいたずらっ子も泣き叫んでいたが、夜中ごろ「みのを着た鬼が来た。助けてくれ」と救いを求めて叫んだが、いつものようにだまされるものかと、親たちは取り合わなかった。

 そのうち叫び声がだんだん遠ざかって行くのに気がついて、それでもと思い父親が外へ出てみると、子供の姿は見えない。驚いた両親が村中を騒ぎまわったので、村の人達も手分けをして、子供を探し回った。

 二日経って村はずれの大石の上にイボだらけの子供の左手首だけが転がっており、その側の大樹の枝の上に、子供の着物がかかっていた。それが今、下湯島の入口にある大石で、イボヤの手甲石と呼んでいる。

 なお茂倉集落にもこのような伝説がある。

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