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早川町に伝わる民話や伝説など


資料

PDF文書
早川のいいつたえ

上流研ライブラリーより


京ヶ島出身の著者が、長い年月をかけ早川町内を聞き回り、各地区、各集落に昔から伝わる民話や言い伝え100話をまとめた。絵も著者ご自身が描いたもの。千須和のいいつたえ「女になって助かった男の子」が特に面白い。全4巻の本が一つにまとめられています。

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※ 上流研=NPO法人日本上流文化圏研究所


観天望気(昭和55年発行の早川町誌p.147、p.1434より)

  言い伝え 集落名
京ヶ島の大ガレが黒っぽくなると、二日以内に雨になる。また、そのガレの落石の音が高くなると雨になることが多い。 草塩
古屋山(東方)へ雲が行けば晴れ。 草塩
入道雲が西北へ倒れる時は夕立になる。 草塩
カスミガレ(西之宮の真向かい)が黒っぽくなる(しめりけ)と、二日以内に雨になる。また、そのガレの落石の音が高くなると雨になることが多い。  
保の元金山に霧雲が水平にかかっていては、雨のほしい時でも降らない。  
保山がくもれば夕立。 早川
コグラ沢山に雲がはいっている時は降る。 下湯島
もろこしの根元が高く張る年は荒れがある。 下湯島
西に雲が行くと荒れる。 上湯島
猫が草を食うと日でりが続く。 上湯島
猫が草を食うと雨になる。 奈良田
雲が未申の方に行くと、風が立っていくらか台風がある。 奈良田
千丁木(布引山)に横雲がかかれば雨になる。 (地域ごとに山の名前が異なる)  
青崖峠のこっちは雨でも、越したら雪。  
朝鳩はその日の大洪水、夕鳩は明日の大ひでり。  
蜂が高いところに巣を作った年にはアレ(台風)がある。低いところに巣を作ったらアレはない。  
くもやはちの巣が低いと台風が多い。  
水恋鳥(アカショウビン)が鳴くと雨になる。  
猫が前足を頭のうしろから、頭の上を前にまわすと雨が近い。  
猫の手が耳を越すと雨が降る。  
沢のカニがおかに上がると大雨となる。  
月がかさをかぶると雨。  
太陽がかさをかぶると雨のきざし。  
夕の虹は晴れ、朝の虹は雨。  
山に天道の影がうつるのがノジ(虹)。
朝ノジその日の大サジク(大降り)、タノジ明日の大ひでり。
 
ダシ雲(白い乱層雲)は晴れる。  
北雲は降り、白根山に沿って黒雲が北へ進むと雨になる。静かな時はましだが、指をさしたように速く動く時はすぐ降る。  
鯉が水からとび上がると降りが近い。  
ツバクラ(ツバメ)が低く飛ぶと雨が降る。  
鐘の音、太鼓の音がはっきり聞こえると雨のきざし。  
夕焼けは晴れ、朝焼けがすると雨が近い。  
便所、下水のにおいが強くなると雨が近い。  
魚が水面に口を出して呼吸すると雨が近い。  
霧が下がれば雨、上がれば晴れ。  
夜あがりは三日もたない。  
雨あいの十時ちゃっかりはあてにならない。  
朝立雨と女の腕まくりに驚くな。  

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