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令和4年6月


一日も早い終息を願うウクライナ戦争

 一日も早い終息を願うウクライナ戦争

 世界中の人々の願いもむなしく、いまだにウクライナ戦争の停戦の気配も見えてきません。

 2月24日、ロシアがウクライナに侵攻して戦争がはじまり、すでに100日が過ぎました。連日、あらゆる報道でウクライナ国の悲惨な姿が世界中を掛けめぐっています。

 誰もがこの戦いが終わることを願わない人はいないと思います。

 こうした姿を目にするに、いかに戦争が残虐で非人道的であるか、起こしてはいけないことであり、どのような理由があるにせよ起こってはならないことなのです。戦争の現実を目の当たりにするとき、何もできない自分に、もどかしさ歯がゆさを感じ残念でなりません。

 ロシアとウクライナは陸続きの隣国で、歴史的にも時代時代の繋がりと因縁があり、長い間の因果関係が複雑に絡み合って、今日に至ったことだと想像します。ロシアの歴史は、1922年から1991年まで、ロシアを中心に隣国15か国で、ソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)が誕生して連邦国家が存続してきました。そして、1991年、ゴルバチョフ大統領の時に政権内部にクーデターが起き連邦が崩壊し、それぞれの国が独立して今日に至りました。

 ロシアとウクライナの戦争は、隣国同士の長い間のその中での軋轢が、この度の最悪の事態に陥ったものと思います。

 過去の歴史を見ても、戦争こそどんな理屈を言っても正当化できるものではないと思います。勝ち負けは問題になりません。先に、銃の引き金を引いたほうに残虐を作った責任があります。戦いは泥沼化し、破壊から犠牲者が続出し、国土は荒れ果て、見る影もなく、すべてが地獄と化していく姿、それが戦争だと、私たちは今まざまざとそれを見せつけられています。

 平和の尊さを本当に感じます。一日も早い終戦を願うばかりです。この人間の生きる地球上に戦争のない、そして、醜い争いのない平和な世界の実現こそ急がねばならないすべての人々の最も大きなテーマだと痛感いたします。



令和4年6月                町長 辻󠄀   一幸

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