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平成30年11月


台風シーズンが終わって

台風シーズンが終わって

 今年も心配していた台風のシーズンが終わりました。たくさん発生をした中でいくつかの台風がわが町にも影響をいたしました。9月末に来た24号台風が一番被害を大きくいたしました。いつも至る所の沢の土石が押し出し道路を寸断することはよくあることですが、この度は、下湯島地内においては、普段水のない沢が、一刻の大雨により山の中腹から土石が押し出し、異常とも思われるような状況が発生いたしました。集落内に影響がなくてよかったです。
 雨畑本村においては、雨畑川が増水により雨畑ダム上流で土石流がバイパス道路を乗り越え一軒の家屋と二軒の作業場が水害に襲われました。また、新倉林道においては、その台風の後遺症と思われる10月20日に幅約100メートル、高さ110メートル、土砂約17万立方にも及ぶ崩落が発生し、早川支流の黒桂河内川が今も堰き止められている状態です。
 このほか数か所に復旧に時間のかかる箇所が発生しています。
 この時の総雨量は町内どこも300ミリ前後でしたが,一時間雨量が50-60ミリ前後で夜半に4時間ぐらい続いた集中豪雨が被害の原因と考えられます。
 近年の大雨による災害の原因は,総雨量も問題ですが、異常とも言はれる短時間による降雨量が予想以上の被害をもたらしています。
 私たちの町は、南アルプスの急峻で脆弱な地形でできているだけに、短時間に大雨に見舞われると山が大水を含み一気に押し出してくる状況がたやすく発生いたします。町内のこうした現象を十分に承知しながら、これから毎年襲ってくる台風にはみんなで備えて被害を最小限に食い止めていかねばと考えます。

平成30年11月 町長 辻 一幸

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