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平成23年9月


町制施行55周年 決意も新たに、早川新時代を切り拓こう

 早川町は、この9月30日、町制施行55周年を迎えます。心新たに次の時代に向かって、前進することを誓い合いたいと思います。
 昭和31年以来、55年の時を刻み歩み続けたことを振り返ると感慨ひとしおです。半世紀以上におよぶ歩みを振り返ってみると、それは決して平坦のものではなかったことを痛感いたします。
 昭和30年代は、夢と期待に満ちた船出の時代でありましたが,まもなく訪れた国策の高度経済成長、科学技術の急速な発達の中で、第一次産業である農林業を中心産業とする地方ではなく、都市重点主義へと基軸が移りました。わが町においては林業の衰退、水力発電所の自動無人化、それにより人口は、昭和35年国勢調査をピークに激減の一途を辿りました。そして、過疎と高齢化の歩みを余儀なくされてきました。現在1258人の町民で、町を守り、町づくりを進めています。私たちは、こうした厳しく激しい変化の中で歩みを続けてきましたが、その中にあっても、いつも前向きに生き、時代を見据えて常に新しい課題に挑戦し続け、今日を迎えることができました。
 先の東北大震災後、我が国は、あの太平洋戦争以来、私たちがかつて経験してこなかった非常事態に直面しております。地方の一自治体として、今日のこの事態を前向きにしっかり受け止め、次の時代を構築していかねばと痛感したします。
 原子力の安全神話の崩壊によるわが国の転換と変化は、当然の理であり、新たな国づくりを国民の総力を結集して成し遂げていかねばなりません。新しい時代の要請の中で、私たちの町が、これからどのような町を目指し、いかに再び活力を取り戻すか、早川町が内蔵している町民の熱いふるさとを思う信念や、豊かな大自然を力に、あらゆる可能性に向かっていく機会が訪れたと考えます。
 町民が一致団結して、これからの早川町の新時代を築いていこうではありませんか。

平成23年9月 町長 辻 一幸

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