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湯王権現の鰐口2個


町指定工芸(指定日S47.9.25)

湯王権現鰐口二個

「鰐口」とは、金属製の梵音具の一種で、お寺の軒下に吊るして打ち鳴らす金鼓のこと。
この鰐口二個のうち一個は破損している。銘に
 奉献上山湯大権現下山住一閑齊
 天文15壬子正月吉日
とあるが、天文15年の干支は丙午でなければならない。また奉納人である下山住一閑斎は、下山の穴山氏の家臣であることは間違いないが、どのような立場の人であったか定かではない。山中共古の「甲斐の落葉」は、この鰐口にふれ「湯村ノ此名主ナリシ家ニ、穴山梅雪ノ上山湯大権現へ納メシ鰐口二口アリ。一ハ無銘ニテ耳割ニ大キク、一ハ刻銘ニテ経四寸三分アリ。其銘奉献上山湯大権現下山住一閑齊天文十五年壬子正月吉日」と、この鰐口の納者である一閑斎を梅雪にしたり、ここにも疑問点はあるが、穴山氏が早川入諸村を訪れ、文書を残していること、特に奈良田から西山温泉へ入湯したことも事実であってみれば、穴山氏と西山温泉との関係を知る上で古文書以外唯一の資料であるこの鰐口を昭和47年9月25日あえて町指定にしたものである。

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