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平成27年8月


安倍総理70年談話に期待する。


 暑い夏が続いています。今年はあの終戦から70年、国の大きな節目であり、国の一大転換期を迎えていると思うだけに、より熱さを感じるような気がしてなりません。
 終戦50年の村山談話、60年の小泉談話に続いて、これから出される安倍総理の70年の談話に期待と注目をしたいと思います。
転換期を迎えてる課題の一つとして、いま国会で論議されている国の安全保障の課題があります。先の衆議院においては、集団的自衛権の行使が可決され、いま参議院で審議されていますが、このことが今現実のものになろうとしていることです。自衛隊は現憲法のもと、専守防衛に徹し国を守ることを第一義として存在してくれていますが、集団的自衛権の行使が可能となれば、これまで国を守ってくれている自衛隊の行動範囲が、遠く海外にまでもおよび、同盟国の戦争にも加担することが出来ることになると解釈いたします。
この度の国で改変しようとしている内容は、変わる国際情勢の複雑化の中で、関係国への協力と国の範囲を乗り越えた軍事活動を可能にすることにあります。
今このことで、国論は二分しています。戦後70年にして、現憲法のもとこのままの姿で我が国は進むほうがよいか、激変する国際情勢の中で、国の防衛策を考え直すほうがよいかという二者択一の選択が国民に投げかけられていると言えます。
あの悲惨な戦争を乗り越えてきて、国際協調のなかで二度と戦争を起こさない不戦を誓い、国民が悲惨な目に合わない国づくりが、今日までの我が国の歩みだったと考えます。
安倍総理が国民と国際社会に向かって、どのようなメッセージを発するか、合わせて集団的自衛権の説明がその中でどう伝えられるのかに関心を寄せているところです。


平成27年8月 町長 辻一幸

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