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平成26年9月


この早川の夏の総括

 暑かった早川の今年の夏も終わりました。梅雨明けからの暑さには、誰もが閉口したと思います。心配されたお盆前の11号台風も大した被害もなく、お盆の帰省の皆さんも、安心して故郷のお盆を過ごされ、早川をまた後にしたように思えました。
 年々高まる異常気象は気になるところです。前線が日本列島を通過するたびに全国いたるところで集中豪雨となり、至るところで大きな被害が発生いたしました。昔はあまりなかったことです。
この夏は早川でのこうした現象はありませんでしたが、もしこうした気象現象が起こるとすると、急峻で脆弱な地形はそのたびに山が削られ土石流が頻繁に流出し被害が起こることが今までより予想されます。こうした近年の現象が温暖化によるものだとしたら、いつ足元で発生してもおかしくありません。いつでもこのことへの備えを心がけてまいりたいと思います。
 夏の早川への入込も、お盆の時期をピークとして最近になかった数のように思えました。南アルプスのマイカー規制に関して、南アルプス林道の交通不能による影響もありましたが、奈良田を中心として、訪れるマイカーの受け入れも整然とできて、評判も良好のようでした。早川町が、南アルプス三山、北岳、間ノ岳、農鳥岳縦走の一番便利な登山基地だということも多くの人に知ってもらうことが出来ました。6月のエコパーク登録の反響も大きかったと思います。安心して豊かな自然を求めて訪れてもらえる町、そして、満足してもらえる町、観光立町、早川の町づくりの課題でもあります。
 町行政では、8月15日、交流都市、品川区において、本町が推進している「やまなし水源地ブランド推進協議会」から県産材で作ったベンチとテーブルの贈呈式に臨みました。そして、区の商店会からもいくつかの受注が入り、これから早川産材をも含めて木製のベンチとテーブルが、品川区の商店街におかれることになります。品川区との長年の姉妹交流がうれしい話題につながっています。
 8月18日には、ジビエ加工処理施設が竣工いたしました。これまで大切な農業が獣害に悩まされてきましたが、シカやイノシシの捕獲を積極的に進め、安心して農作物を作ってもらえることと、その処理と加工に努め、食肉とし特産化を図り、世に出していけたらと思うものです。施設への皆さんの関心と協力をお願いいたします。

平成26年9月 町長 辻 一幸

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