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平成26年5月


緑の森林に思う

 心地よい緑のさわやかな早川の好季節です。こんな時期に頭をよぎるのは、山と森林の町として、この緑の森林が、再び林業に活力が蘇り、活発に利用され世に出て行くことができないものかということです。
 現在のわが国の林業の低迷は、貿易の自由化によって外国材の輸入に押され、昭和40年代から停滞の一途をたどり、建築様式の変化と合わせ、国産材利用率は20パーセントという現状です。
 わが町の森林林業の現状は、町土の96パーセントが森林で、そのうち4割強が県有林で6割が民有林です。民有林は、各個人の所有林をはじめ財産区有林や地区共有林などです。そして、個人については、平均所有林野5ヘクタールという零細そのものです。問題点は、国全体の木材需要の低迷で、山(森林)の価値が落ちて、森林に手を入れる意欲がなくなってしまったこと、不在地主が多く放置林野が増え続けていることなどで、なかなか活路を見出せずいることです。
 森林の価値とその役割は、水源涵養や癒しの環境を私たちに提供してくれることや、山地崩壊を食い止めたり、防災上からも、そして、深刻化している地球温暖化防止とたくさんの機能があります。また、それ以上に林業の活性化と豊かな森林を創っていくには、素材生産から木材加工と流通、国産材の利用拡大という川上から川下までの、一貫した流れを再構築していかねばと強く思います。
 森林の管理と育成は40年、50年という長い歳月を費やし丈夫な杜が創られていきます。今、国産材の見直しの中で林業再生の機運が始まりだしています。私たちは森林の町として、厳しくも、この緑と森林をこれからも大切に考えていきたいと思います。                                                 
                                                    平成26年5月 町長 辻 一幸

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