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平成25年4月


新年度スタートにあたり

 国においては、第183通常国会が開催されています。新安倍政権の下「アベノミクス」と称し、経済の建て直しと景気回復、東日本大震災の復興、近隣諸国との摩擦による危機管理の三点を政策目標に掲げ論戦がなされています。新年度予算の年度内成立の見通しは立っていませんが、公共事業の復活と見直しも課題になっていることは、早川町にとっては歓迎するところです。その点でも新内閣の政権運営を期待してまいります。
 山梨県においては、横内県政二期目の折り返しの時です。富士山の世界文化遺産登録、4年後の完成を目指している中部横断自動車道の工事促進、リニアモーターカーの甲府市への駅の建設と実験線42キロの供用開始も数年にして始まろうとしている時点です。
 早川町に於きましても、こうした国、県の動向を背景として一大転換期を迎えていると確信いたします。第一に、いよいよ中部横断自動車道が完成を間近にして、私たちの町も高速道路時代を迎えようとしている時です。第二に、リニアモーターカーの建設も、ここ一、二年の間に、早川町から東西に向かって約30キロの本格的トンネル工事が始まろうとしている時です。第三に、南アルプスの世界自然遺産登録に向かって具体的に進んでまいります。早川町のエリアは、国立公園内の間ノ岳を中心とした町内分と笊ヶ岳が推薦されています。登録が実現すると町の生きかたも一変していくことは間違いありません。ぜひ実現に漕ぎ着けたいと思います。
 こうしたことにおいて、新年度の町政を、これからの町の一大転換期の初年度としての気概で取り組んでまいります。
 新年度は、まず26年度から始まる向こう10ヶ年の新長期計画を完成します。転換期の10年に当たる時だけに町の将来を見据えたしっかりした構想と町づくりの実施計画にいたします。次に、老朽化している役場庁舎の建設を進めていく初年度といたします。
 次に、幹線道路南アルプス公園線、県道雨畑線、林道雨畑-井川線に防災対策の上からも整備促進の努力をしていくと共に奈良田-南アルプス市桃ノ木間の生活関連道路開削にも引き続き努力を重ね、町の行き止まりの解消に向かって取り組んでまいります。
 私たちの町に新たな変化の波が訪れている今日、将来に向かってこの変化を最大限に活かす努力をし、町づくりを進めてまいります。

平成25年4月 町長 辻 一幸

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