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平成24年12月


新任期就任にあたり ~将来に向かって、確かな基盤づくりを~

 十一月十六日から新任期がスタートいたしました。久しぶりの選挙だっただけに、この機会に、これまでの三十二年間のまちづくりに対する町民の皆様の評価をいただくことができ、皆様と共に流した汗が報われたという思いをいたしております。向こう四年間重責を噛みしめしっかりと町づくりを推し進めてまいります。皆様のこれまで以上の町政へのご支援、ご指導を心からお願い申し上げます。
 早川町はまさに今、転換期を迎えようとしています。まず高速道路時代の到来。町の玄関口として、波高島地区に中部横断自動車道の身延、早川、下部のインターチェンジが完成し、私たちの町から一時間以内で静岡にも、長野にも行き来できる時が間近です。
 また、早川町を通過する夢のリニアモーターカー東京―名古屋間の工事が二〇二五年の完成を目指して本格的に町内で始まろうとしています。
 私たちは、町に今訪れようとしているかつてなかった大きな変化に対応し、変化を最大限に生かし、町の将来の基盤をしっかりと造っていかなければならないと確信いたします。
 そのために

一、悲願である早川町の行き止まり状態の解消に努力いたします。奈良田から南アルプス市桃の木間(八キロ)に生活関連道路を開削し、甲府盆地への最短距離の道路が実現すれば、町の可能性が無限に広がっていくに違いありません。
一、森林、林業に活路を求める一方で、引き続き、自然をはじめとする町固有の資源を生かし、観光立町を力強く進めます。
一、早川町は、お年寄りが町を守って暮らしています。そのお年寄りがより安心して健康で暮らしていける町を目指します。
一、小学校二校、中学校一校の存続、早川教育の充実、山村留学を推し進めます。地域から学校がなくなることは、地域の衰退につながります。あらゆる面ですばらしい教育環境を目指すことは、町づくりの原点です。
一、災害に強い町づくりを進めます。町の急峻で脆弱な地形は台風や地震にいつも脅かされています。町民の命を第一に考え、これからも災害に対応していきます。また防災拠点である役場の全面改築の時も来ています。町づくりの拠点として、町民の拠り所として、防災センターを兼ねた役場の建設を検討いたします。

 訪れる変化の中で、こうした町づくりを進めることにより、働く場所が地元に生まれ、通勤圏が広がります。若い人たちが町に帰ってきて住むようになれば、私たちの町は、これからも発展可能な町です。これまでのまちづくりの努力の上に、更なる可能性に挑戦し、これからの四年間新時代への第一歩を踏み出そうではありませんか。
 これからもこの町を守り、この町を創っていきます。

平成24年12月 町長 辻 一幸

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