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平成24年3月


森林環境税導入と森林の再生

 山梨県では新年度から森林の再生と森づくりのために新税・森林環境税を創設して、それを荒廃している山林、森の再生のための整備資金として、森の手入れにより力を入れていくという事業が始まります。私たち山村にとっては、うれしい話題が具体化されそうです。その内容を見ると、森づくりのために県民等しく個人が年500円、企業法人収入も入れて初年度は2億2千万円で、荒廃が進む民有林の整備、災害防止や水源涵養など森林の公益的機能を維持する事業等に当てることを目的としています。
 県当局は、この事業をとりあえず5年をめどに進め、その時点で制度の見直しをもすることとしています。
 今日まで山村にあって、長いこと国全体の林業の低迷が続き、森林の荒廃に手をつけることができない状況が続いていることは実に残念なことでした。早川町も同じ状況が続いています。
 町では、こうした状況を克服するために、県に先んじて独自に「森づくり100年計画」を作り、森林組合を介して、個人所有の森林整備に着手し始めています。このたびの県の新規事業とあいまって、より町では促進できると期待して取り組んでいきたいと思います。
 森林整備は、地球温暖化防止の上からも欠くことのできない課題となってきている昨今です。森の恩恵は、ただそこに住んでいる人たちだけのものでなく,都市に暮らす人々にも多大な恩恵を施しているわけで、国全体でこの重要性が強く認識され、語られだしていることは、山村で頑張ってきた私たちにとって希望のもてる課題です。足元の森林の再生を目指しながら、これからの町の活性化にも結び付けて活発に取り組んでいきたいと思うところです。

平成24年3月 町長 辻 一幸

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