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早川入十騎(赤沢)

赤沢集落

 或る時の戦いに負まて逃げて来た十騎の武士が、早川入の村々に隠れ住むようになった。
 そのうちの二騎が赤沢に住み着いた。A家とB家の先祖であるという。

 赤沢は旧来からの家が三十一戸あり、その全部が望月姓である。これはその二戸の武士に従って来た同族や、その後分家した家々である。

 早川入正月の風習として門松を立てたあと、小正月には通称かつの木(ぬるで)の二、三十センチ位の長さのものに、ナイフ等で目鼻口などを現すように、皮を切って立てるところが多いが、赤沢では目鼻等はつけないで、木の半分から下方の皮を縦に紐のように削る。袴の形を現したもので『ほんだりさま』と云う。

 この『ほんだりさま』をA家では十四日に、B家では八日に立てるがそれは両家の先祖が、何らかの戦いに出て勝って帰還した日であるという。

 尚、かつの木は勝つに通じているので、縁起を祝う意味から、この木を用いるのだということである。

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