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奈良田八幡宮の社叢


町指定天然記念物(指定日S51.12.20)

奈良田八幡宮の社叢

神社は早川の右岸にあり、社殿のあるところはやや平らであるが後方は急傾斜し、斜面を早川の谷に向けている。境内地の面積は約1.5ha、神社の入口から社殿の周囲には、スギ、ヒノキが植えてあるが、その大部分はトチノキを主とし、シデ、モミなどを交えた自然林である。社叢の前面にはモミが生え、それが生長して大きいものは、幹位4mを超え、植えたスギ、ヒノキとともに針葉樹林を形成している。後方の傾斜地にはトチノキの大木が多く生え、それにイヌシデ、カエデ類を交え、これらの落葉樹はその梢を針葉樹の上にあらわし対岸奈良田集落から見ると、周囲の樹林と全く異なった外観を呈し社叢の存在をはっきりと知ることができる。

奈良田八幡宮社叢のトチノキ(奥)

トチノキの大木は11本を数え、そのうち胸高周囲3mを超えるもの2本、胸高周囲2m台のもの6本、同じく1m台のもの3本となっていて、そのほかにトチノキの小木が多い。イヌシデの胸高周囲2m内外のもの3本、イロハモミジの同じく1mのものがあり、下木にはイロハモミジ、コハウチワカエデ、ハウチワカエデ、イタヤカエデ、ガマズミ、アワブキ、クロモジ、ムラサキシキブ、ツリバナ、ユクノキ、カヤなども生え、林下にはスズタケが一面に生え、下方にはミヤマクマワラビが多く鳥居付近から社前にかけてはユリ科のホウチャクソウが沢山生えている。トチノキは普通は温帯に生える樹種で、やや湿気のある肥沃な土地の深い谷間、または中腹の緩傾斜値を好んでよく生育する木である。奈良田は標高800m、森林植物帯からは温帯に属し、トチノキの生育に好適な環境である。
本社叢はトチノキを主とした温帯林で県下まれに見るもので学術的価値が高い。


所在情報

所在地:早川町奈良田字塩島766八幡神社
問合先:早川町教育委員会 TEL:0556-45-2547
(8時30分~17時15分、土・日・祝日は休み)

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